2009年3月23日月曜日

NHKの成田空港貨物機炎上事故の報道をみて

朝からこのニュースばっかり:
NHKニュース 貨物機炎上 事故原因究明へ: "23日朝、成田空港で、中国の広州からの貨物機が着陸に失敗して炎上し、乗っていたアメリカ人の機長と副操縦士が死亡した事故で、国の運輸安全委員会や警察が現場検証を続けています。"
なんで「中国・中国」とばかり言い続けるのだろうね。

夕方のニュースになって、ようやく「中国」とは言わなくなった。当たり前だよね。アメリカの会社の飛行機がたまたま中国から飛んできただけの話。でも、NHKは「中国」からやって来た飛行機が大事故を起こしたという点のみを強調して、あたかも中国のせいだと言わんがごときの報道ぶり。とても被害者意識が強い。これってNHKの体質を如実に物語っている些末な(でも大きな)ディテール。

本当の問題は、たかがこんな事故のために日本発着の国際線がほとんど機能しなくなってしまったと言うこと。今日だけで40便のキャンセル。明日も続くという。

成田では「農民一坪地主」がエゴイズムを主張して頑張っているから空港の拡張は出来ない。だからこんなことになってしまう。羽田に大幅に国際便を移せばいいのだが、これには千葉県知事が反対してどうにもならない。

ニッポンでは既得権集団があまりにも暴れすぎ。

3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

ときどき覗かせていただいてます。
物事に対する視点、視座が、とても参考になります。
成田空港ですが、ご指摘、当方もまったく同じ意見。
たった一機の貨物機事故で機能しなくなる
国際空港ってのは、
いかがなものかと思います。

Unknown さんのコメント...

そうですよね。羽田は海に向かって伸ばすだけだから(漁業権の問題はあるにせよ)成田より遙かに簡単。ニッポンでは「ノーミン」が絡んでくると、ことはたちまち複雑怪奇と化してしまう。日本の農業政策とやらが全く機能しない所以です。

匿名 さんのコメント...

アメリカ,日本のマスコミ,電通は近い将来日本と中国に戦争させたいんじゃないでしょうか。